日本の桜のようなお店を創りたい。「桜 レストラン&バー」@高田馬場

寒空の下にキラキラと輝く”桜”がありました。

西早稲田駅の2番出口を出て、高田馬場駅方面に歩いて5分。区営住宅が立ち並ぶ真向いに、そこはあります。


「桜」と漢字で書かれた看板は、和食を取り扱っているお洒落なカフェの雰囲気です。

温かい光に惹かれながら、店内へ入ってみました。


店内にはインドやタイなどの東南アジアをイメージする大きな壁画が飾られ、BGMはタイミュージック?と言えばいいのか、そのような音が流れていました。

そうです。アジアン料理店だったのです。


名前から勝手に連想していたせいもあり驚きを隠せませんでしたが、店名と店内のギャップにトキメキを感じ、お話を伺いました。

迎えてくれたのは、笑顔が素敵なネパール人女性オーナーのサニアさんです。

9年前に日本に来てずっと飲食店で働いてたようですが、念願でもあった独立をして昨年の11月7日にお店をオープンさせたそうです。


オススメはアジア各国の6種類のスパイスを使った「特製ビーフカレー(1,200円)」

本場の味も活かしつつ、日本人向けの味に仕上がっており、とてもおいしい一品です。

ランチタイムにはサラダとソフトドリンクも付きて、同じ値段で召し上がれます。

その他のメニューも豊富にあり、何を頼んでいいのか迷いそうです。

ただ、このお店のいいところはコストパフォーマンス。たくさん頼んでも、お財布に優しい価格です。

ランチタイムはもちろんのこと、ディナータイムも1品180円~ととても安く、ドリンクも飲み放題が990円(期間限定)と破格です!


オーナーのいろんな料理を食べてもらいたいというお気持ちが伝わってきますね。

コストパフォーマンスの良さに話も盛り上がったところで、店名のことが気になったので、聞いてみました。

”桜”という名前は、日本に来てカルチャーショックを受けたものの1つだそうで、出身のネパールでは桜は特に綺麗な花として、扱われることなく有名なお花ではないそうです。


日本人は桜の季節になるとみんなこぞって桜を見に行くし、とてもきれいなもの。みんなが好きなものだから、そのようなお店になってほしいという願いで、「桜」とあえて漢字でつけたそうです。


外国人ならではの視点ですね。すごく学びになりました。


先月オープンしたばかりの「桜 レストラン&バー」学生の多い街で、来年の桜の咲くシーズンくらいには、美味しいお料理とオーナーの笑顔で花見をする人々のように店内に多くのお客様があふれることでしょう。


寒い季節に、いい花見が出来た一日でした。。。


店  名:桜 レストラン&バー

住  所:東京都新宿区高田馬場1-20-1

電  話:03-6302-1968

定  休:年中無休

営業時間:11時00分 ~ 23時00分

L.O :22時30分


個人店.com(仮)

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